続きを読む 理念に共感したもの同士でも衝突することはある 理念に共感した組織にすれば、高いレベルでのコミュニケーションが成立し、仕事の効率も高くなり、業績向上を目指すことができそうです しかし、理念に共感した行動に、必ずしも衝突は起きないということはありません そのことを紹介したネット記事「「社員をサーフィンに行かせよう!」だけで大丈夫ですか?」がありました...
続きを読む 働楽には信頼関係がある(3) 本テーマで3回目の投稿となるので、ここでおさらいをします (1)では、信頼関係のある当事者同士には好意的な感情があり、その感情によって親和的欲求が生まれることを話しました (2)では好意的感情が現れる要因を5つ挙げました 今回は、本テーマの最終回として、対人関係の発展段階を示して、職場の人間関係を改善...
続きを読む 働楽には信頼関係がある(2) 好意的感情の発生条件 信頼関係にある当事者同士には好意的感情を抱いていることを前回示しました それではこの好意的感情はどのようにして発生するのでしょうか その発生条件として以下の5つを挙げます (出典)書籍「コミュニケーション力」(渡邊忠、渡辺美枝子) 空間的距離 相手が近くにいるほど、お互いのコミュ...
続きを読む 働楽には信頼関係がある(1) はじめに 「働きながら人生を楽しめる職場には、社員同士に信頼関係がある」という仮説があると思います 2019年7月から10月に日本で行われたラグビーワールドカップにて、日本代表チームが全勝で予選を通過し、ベスト8に勝ち進みましたね その背景には、メンバー同士の信頼関係があることが様々な媒体で報道されま...
続きを読む 人生100年時代を労働力不足解消の答えとしてはいけない 人生100年時代は人生設計の新しい見方 リンダ グラットン, アンドリュー スコット他の著書である「ライフ・シフト」を読みました この本を手に取った目的は、「人生100年時代において、自分が老後をどのように生きるのがよいのか?」を考えるヒントをもらいたかったからです 私は、平均寿命+5才を想定して、フ...
続きを読む 社員全員が自分の問題と気づいたときが、組織が変わるとき (組織が変わる)決定的瞬間が訪れるのは、この学習する組織への取り組みは私たち一人ひとりの問題に他ならないと皆が気づくときです 「学習する組織」ピーターMセンゲ、p.30 職場の中のリーダ自らが変わり、社員全員を引導していくことが組織を変える秘訣でしょう 上記の状態になっているときは、社員全員が主体的に...
続きを読む 人はイメージの中に生きている 自分だけのイメージ 大辞林によるとイメージとは「心の中に思い浮かべる姿や情景」とあります 人は誰もがイメージを持っており、身の回りの世界を解釈し、そのイメージに映しています このイメージは、心に感情を生み、行動に起こすきっかけとなります 人は自分の作り上げたイメージの中に生きているといって差し支えない...
続きを読む 動的平衡を保てない組織は老化する 動的平衡 少し前に生物学者の福岡伸一さんが「動的平衡」という考え方を示してブームになりました 生命を細胞レベルで考えると、ひとつひとつの細胞は古いものから新しいものに置き換わっており、1年も経つと人間はすっかり入れ替わっていると説明して世間を驚かせました 細胞レベルで見るとダイナミック(動的)に変わっ...
続きを読む 全体性を取り戻す アイデアの芽が育たない いつの時代でも新規事業を育てる取り組みはあると思います アイデア発想法やビジネス創造手法の教育を新たに導入し、受講者にピッチを作らせて、ビジネスのネタを生み出す仕組みを作るけど中々が広がらない ピッチを作った本人も、「これは割と良いアイデアが出来た」と思うのだけど、それに賛同す...
続きを読む 自分たちの良さを振り返り経済成長に繋げよう ある外部講師の評価 外部講師を管理職研修に招いたときのことです その講師は、職場の状況を管理職に振り返らせました その内容を聞いていた講師は、以下のようなコメントを加えました 「もっと自分たちの仕事の素晴らしさに気づいて下さい。皆さんは世の中の役に立つ仕事をしています。皆さんは何年の間も同じ仕事をして...
続きを読む 個性を大切にする オールブラックスの強さ NHKテレビ番組「ラグビーを100倍楽しもうSP」で、オールブラックスの強さを探る話しをしていました その秘訣は「個性を大切にするラグビー」だそうです オールブラックスでプレーをしていた選手のインタビューも紹介されていました 私たちは経験を重ね自分たちの個性に磨きをかけていきま...
続きを読む 国際競争力を上げるためにも手をつけないといけない「職場の人間関係」の改善 自己研鑽がダントツで低い日本の働く人たち パーソル総合研究所のニュースリリース(2019年8月27日)より パーソル総合研究所、日本の「はたらく意識」の特徴を国際比較調査で明らかに国際競争力低下の懸念。日本で働く人の46.3%が社外で自己研鑽せず – パーソル総合研究所 自己研鑽の低さは、...
続きを読む 狭いところに身を置かない 組織はその目標を達成するために、体制を分業化、細分化、専門化、特殊化して機能単位に分ける。その方が効率がよく管理がしやすいからだ。 タコツボ化してしまう職場 ところが、目標に変更が発生したり、組織がおかれている環境が変化することで、次第にその組織体制の効率性が損なわれ始める。 しかし、機能単位に分けら...
続きを読む プロフェッショナルの存在意義 週末にインフルエンザに罹った。 いつもの風邪とは違い、喉の痛み、咳、鼻水を伴わず、熱だけが出た。 朦朧とした意識の中でネット検索すれば、この症状がインフルエンザであることがすぐにわかる。 便利な時代だ。 しかも親切に、12時間以上たたないとインフルエンザの検査は陽性反応がでないとまで書かれている。 高...
続きを読む 人は一面しか見られない 杉原厚吉 明治大学教授の錯覚アートは、人の認知の不確かさをよく表したものだ。YouTubeにも投稿されている。 テレビ番組「COOL JAPAN 2017新春特集:世界が驚いたニッポン!」で、彼は錯視の研究の意義について、車の自動化運転の実用化を例に説明している。 人間と同じような視覚だと人工知能も同...
続きを読む 多様性の心を育む小さい仲間たち 息子の所属するミニバスケットのクラブチームがきさらぎジュニアと交流会。 このチームは知的障がいのあるメンバーを持ち、健常者メンバーがサポートしながら、バスケットをプレーする。手を取って走ったり、替わりにパスを受け取ったりする。バスケットゴールにボールが届かないメンバーは、ゴール下に用意されたフラフープ...