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ラグビーワールドカップ日本代表の述懐に組織風土改革のヒントがありました

田村優さんと中村亮土さんの述懐 あるテレビ番組に出演していた、ラグビーワールドカップ日本代表の田村優さんと中村亮土さんが、「どのようにしてONE TEAMになったか」の質問に対して、はっきりとこれという答えを示しませんでした 中村さんが「あえて言うと」と切り出して「厳しい合宿の苦しさを一緒に体験して、...
2020/1/14(火)
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かつての日本型経営の中に、職場の一体感や社員のモチベーションを上げるヒントがある

2020年1月10日に放送されていた「おはよう寺ちゃん活動中」での話しです 経団連が示す日本型雇用システム(一括採用、終身雇用、年功序列)の見直しに対して、コメンテーターである施 光恒(せ てるひさ)さんがに次の様なことを述べていました 業績が上がらないとひょっとしたら首切られるかもしれない、飛ばされ...
2020/1/10(金)
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人が持っている「フィクションを信じる力」を呼び起こせば、職場は活性化する

フィクションを信じる力 サピエンス全史の著者であるハラリ教授は主張します ネアンデルタールのように絶滅せずに、ホモサピエンスが生き延びることができたのは、フィクションを信じる力があったからだそうです フィクションを信じる力は、集団の力を生み、結束することで、ホモサピエンスは絶滅の危機を乗り越え、今日の...
2020/1/06(月)1
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給与だけでは働く意欲を出せない

働く意欲に関わる話しです 先日、YさんとUさんの二人の話を聞きました ある役職定年者の話し Yさんの職場には役職定年(役定)になった中高齢者の社員Xさんがいます Yさんが抱えている問題は、Xさんが「(役定になって)給与を下げられたのに、今まで同じように働けない」と言って、Yさんの期待通りに仕事をしてく...
2020/1/03(金)
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働き方改革の施策は不満要因を整備するけど、社員に満足を与えられない

働き方改革はどういうものか 働き方改革というと皆さんは何を思い浮かべるでしょうか 残業時間削減 会議の効率化 テレワーク(在宅勤務) RPA導入 ペーパーレス フリーアドレス 育休、短時間勤務 フレックスタイム勤務 と言ったところでしょうか これに加えて、生産性向上というキーワードもよく聞かれます 働...
2020/1/02(木)
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働く権利を行使できない職場は、包摂力欠如の社会と同様に罪深いことだと思います

令和二年となりました 明けましておめでとうございます 昨年、「わたしはダニエル・ブレイク」の映画を見ました 監督であるケン・ローチさんは映画を使って、社会的包摂の欠落に警鐘を鳴らします 映画では生きる権利がテーマでした その権利を行使できない社会システムに対する怒りを表現した映画となっています 人々は...
2020/1/01(水)
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自分の人生の目標や使命を考えることが、お金で買えない喜びをもたらします

自分の人生の目標や使命を考えたことがありますか 仕事を通じて 自分がどんな人生を送りたいか 自分はどんな人間になりたいか と自分の人生の目標とか使命を考えることは、実際にあまりないかもしれません 以前紹介した深澤直人さんが言うように、我々日本人は、他人が決めた枠組みの中に入ることで幸せを感じるような人...
2019/12/29(日)
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会社の利益が社員の損失となっているようでは、会社と呼べない(職場が一丸となって働きたいと思えるように)

会社とはどういう組織であるべきか アメリカの社会学者マッキーバーは、自然的結合により作られた集団をコミュニティ、人為的に作られた集団をアソシエーションと分類しました この定義によると、会社はアソシエーションに位置づけられます その定義をスーパー大辞林から引用しましょう アソシエーション アメリカの社会...
2019/12/28(土)
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自分のやりたいことと会社が必要としていることを一致させるとモチベーションが生まれる

当たり前のことなのですが、この当たり前が出来ずに会社にいる人が多いと思います 次の引用は、好きなプログラミングがやりたくて会社を転職した人の話です ベクトルを合わせる 「自分が好きなこと、得意なことを仕事にした方がよい」という意見には大賛成です。ただし、そこで一番大切なことは、自分が提供できるものと、...
2019/12/25(水)
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信頼関係を築けない人の資質

• 自分の言動が他者に与える影響に無関心 • 他者の尊厳を尊重しない、人権を尊重しない • 個人の課題の複雑さが理解できない • 知らないことを知ろうと努力しない。リフレクション(内省)ができない。 • 自分の世界観や価値観を押し通す • 自己の心身の状態による他者への影響を理解できない • チームで...
2019/12/17(火)1
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企業と社員との信頼関係がイノベーションを生む

何かに取り組んでみたいと考えたとき、その正当性を上司に説明することに多大な時間がかかったり、勤務中に何をやっているのかを会社が監視したりするような企業文化では、挑戦は生まれません。社員を信じ、自由を与え、自ら判断させてこそ、「そんな馬鹿なことはできない」と誰も挑まないような挑戦が実現するのです。 多く...
2019/12/16(月)
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プライベートな悩みであっても職場の仲間と打ち明けることが信頼関係を築く

Huluの消防士ドラマ「9-1-1」を見て 消防署が舞台である、Huluのドラマ「9-1-1」は、消防士の日常をテーマとしています 登場人物のプライベートで抱える課題も織り交ぜる人間ドラマです 半年以上前に見たときに気がついたのですが、彼らは救助活動をしながら、プライベートでの悩みを打ち明けたり、その...
2019/12/14(土)
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「属人化」して良い仕事は「自分事」として取り組みやすい

自分事が発揮できない背景 「自分事」というキーワードは、当事者意識を問う言葉として使われます 当事者意識が薄らいできた背景を指摘している記事がありました ・誰がやっても同じ成果が出るような組織が大事だ ・どんな上司にも評価される奴が偉い ・自分がやってうまくいったやり方は他の人もできるように工夫しろ ...
2019/12/13(金)
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内発的動機が人を伸ばす(プロマネを目指している社員の話)

養成塾で行っていること 社内でプロマネの養成塾を運営しています プロマネの仕事のベストプラクティスを集めたものにPMBOKというものがあり、それをベースにスキルを磨けば、プロマネとして通用します なので、私がテキストとして使っているものもPMBOKです 但し、私がこの養成塾を立ち上げた目的は別にありま...
2019/12/08(日)
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「結論を出す」から「参加者全員の納得を得る」ファシリテーションは信頼関係を改善させる

先日、ファシリテーション技法を学ぶセミナーを受講しました 大きな気づきがありました それは、「グループ討議は結論を出すことよりも参加者全員の納得を得ることが大切なときがある」というものです さらに、参加者全員が「このグループ討議に参加して良かった」と感じさせることがファシリテーターの目的であるというの...
2019/12/05(木)
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問題解決型の風土改革は上手くいかない

幹部対話会でありがちな風景 風土改革の活動の中に、幹部と一般者との対話会というものがあります 例えば、若手の目線から組織風土の改善ポイントを探るため、若手社員を対象とした対話会を開催します 「どこか悪いところはない?」 「何か良い提案はないだろうか?」 という聞き方になるので、聞かれた方から出てくる意...
2019/12/02(月)
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「社員の好きなことをやらせてあげる」という経営者は当事者意識を目覚めさせる

そんな米国人と、日本人は大きく違います。特に大企業の正社員になった人たちは、クビになる心配もないし、会社が倒産する心配もないので(これは勘違いであるケースが多いのですが)、私から見れば、平社員から社長まで「当事者意識」に欠けているのです。 「人のせいにするな! 活躍の場は自ら求めよ!」 :日経ビジネス...
2019/11/28(木)
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1on1ミーティングで部下との相互信頼や責任感に基づいたパートナーシップを築く

グラーエンのLeader Member eXchange理論では、リーダとフォロワーとの個別で密接なコミュニケーションを通じて、相互信頼や責任感に基づいたパートナー関係を構築することを重視しています  このパートナー関係を構築するための手法として、1 on 1ミーティングの実施をお勧めします 1on1...
2019/11/24(日)