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「何もなかったと思われるのが一番悲しい」:思い出を失うことは自分を失うことに近いと感じる人がいることを忘れてはいけません:陸前高田の津波と広島の原爆

災害は二度の喪失を人々にもたらす 瀬尾夏美さんの「二重のまち/交代地のうた」という書籍を読みました この本は東日本大震災の津波被災地を題材とした書籍です 陸前高田では津波で多くの犠牲を払いましたが、二度と津波で悲劇を繰り返さないようにと地面の嵩上げを行いました 二重のまちとは、埋め立てられたまちと嵩上...
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見えざる力からの自由4:過去の思い出の意味づけを変えて自由に生きよう

前回までは、「ポジション取りゲーム」という見えざる力のお話をしました 今回は、トラウマという見えざる力についてお話をしたいと思います 「見えないものを見る」力が見えざる力を生む 京都大学霊長類研究所の松沢哲郎教授のチンパンジーの研究によって、「見えないものを見る」能力について人間とチンパンジーの違いを...
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マイ・ヒーローの中から自分の渇望を知りました

あなたのヒーローは? 小学校一年生の頃のヒーローは誰だったか?憧れの人は?誰を尊敬していたか? これはナラティブ・アプローチのセミナーで使われた演習です この質問に対して、3人挙げてくださいといわれたら、あなたは誰を挙げますか? 私は直ぐに思い浮かばず、かなりの時間をかけなければ思い出せませんでした ...
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癒やされたいときの懐メロ

テレビで時々懐メロ番組を放映することがあります 今に始まったことではなく、何十年も前から懐メロ番組はあります 今でもあると言うことは、それなりに視聴率の取れる定番番組ということなのでしょう 懐メロ番組にまつわる子供の頃の思い出 私が子供の頃、母親が懐メロ番組をよく見ていました 家族揃って茶の間にいるの...