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哲学カフェに来ませんか2:職場でやる意味について考えてみたいと思います

前回は、哲学カフェの定義について考えてみました その結果、哲学カフェの定義は 「飲み物片手に、あらかじめ決められたテーマについて、参加者同士で対話をする場」 としました ここでは、この哲学カフェを職場で行う意味について考えてみたいと思います 組織風土と哲学カフェ このブログでは組織風土をこちらの記事で...
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哲学カフェに来ませんか1:哲学カフェを定義してみます

こちらの記事では、職場の有志と試してみた哲学カフェを紹介しました 良い感じです この哲学カフェを職場でやってみたいのですが、新しい取り組みを始める際には、それなりの準備が必要です このシリーズでは、哲学カフェを職場で導入したいと思っている方や哲学カフェに参加してみようかなと考えている方に役立つ記事を紹...
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スロージョギング:前足の踏み出し方を学ぶとスピードが上がりました

スロージョギングを続けていると、「もう少し速く、楽に走りたい」という悪魔のささやきが現れます(笑) 「上半身を前傾させると速く走れる」と言われるのですが、無理に前傾させると着地フォームが崩れて上手く走れません Haru 3のYoutubeを見ていたら、気づくことがありました 前脚を出すときに、「膝を進...
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「風土改革の手引き」を公開しました

このブログでは、組織風土改革といった職場環境改善の知識とノウハウについて紹介ししています その目的は、私と同じように組織風土に悩んでいる方に参考にしてもらい、ご活用していただくことにあります ブログは最新の情報を様々なカテゴリに分類して即座に発信できるメリットがありますが、後から体系立てて読み返すこと...
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課長対話学習会に来ませんか6:風土改革での使い方

ここでは、この課長対話学習会を「組織風土改革の中でどのように使うか」についてお話しします 私が実際に社内の風土改革に携わって分かったことは何かというと、「マネージャーによって職場の雰囲気は変わるんだ」ということです ある職場では従業員意識調査のエンゲージメントスコアが低迷していたのですが、部長が替わっ...
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課長対話学習会に来ませんか5:他の分野での応用についてお話しします

前回は課長対話学習会がSECIモデルに基づく学習方法であることをお話ししました ここではこの学習方法が課長対話学習会以外にも応用できることについてお話しします 学習の4段階 株式会社アイティ・アシストの小野村先生に「学習には4つの段階がある」と教えてもらったことがありました(下図) 「知らない」段階に...
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課長対話学習会に参加しませんか4:この学習会はこんな理論に基づいて設計されました

今回は、課長対話学習会がどういった理論に基づく活動なのかについてお話しします 課長という仕事 課長の仕事はすべてをマニュアルに落とし込むことができません その理由は「他者を通じて物事を成し遂げること」というマネージャの本質にあるからだと思います 「他者を通じて」ということは「人を扱う」という仕事であり...
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追悼:岡康道さん「問いを立てる人間として替えのきかない、ほとんど唯一の存在」

こちらの記事で楽しいヒトと紹介させてもらった岡康道さんが63歳の若さでなくなったことを本日知りました それは日経ビジネスオンラインの追悼記事で知りました(こちら) 親友である小田嶋隆さんも追悼記事を書いており、小田嶋さんにとって、岡さんはいつも「素っ頓狂な質問を投げかけてくる相棒」だったそうです その...
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課長対話学習会に来ませんか3:この活動の効果をご紹介します

前回は課長対話学習会でどんなことをやるのかお話ししました こちらの記事では課長対話学習会がもたらす期待効果を以下のようにご説明しました 実務の中で現れる現実問題を直視したテーマを通じて、自分の職場、マネジメントの在り方をじっくり振り返り、課長が自分で考え、自分の言葉で意見をお互い述べることで、自身のマ...
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課長対話学習会に来ませんか2:進め方

前回は、課長対話学習会の生い立ちと、実施の目的と期待される効果についてお話ししました ここでは実際の課長対話学習会の進め方についてお話しし、その内容をご紹介したいと思います 事前準備 課長対話学習会では、あらかじめテーマを決めておきます テーマの内容は職場で起きがちで同じ会社の課長同士だからこそ共感で...
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外出自粛の男メシ:胡麻味噌冷や汁うどん

梅雨が明けて、暑さが本格的になりましたね こんな時は「冷たいうどんを」と思い、全国農協観光協会発行の冊子「ふれあい」2020年夏号に紹介されていた「胡麻味噌冷や汁うどん」を作ってみます 材料(2人分) うどん(乾麺),160g キュウリ,1本 ミョウガ,2個 長ネギ,1/2本 サバ水煮缶,1缶(約20...
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直木賞受賞作品「熱源」はものの見方を変えさせる小説です

2019年下半期の直木賞受賞作品「熱源」(川越宗一著)を読みました 読み応えのある作品でした サハリン(樺太)という極寒の地に命の源である熱を感じながら、あるいは感じていたいと思う人々の物語です サハリンの先住民(アイヌ、オロッコ、ニクブン)、ポーランド、ロシア出身の登場人物の熱い思いが描かれています...
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課長対話学習会に来ませんか1:はじめに

私がかかわった風土改革の活動をこちらで紹介しています そこでは課長交流として「課長対話学習会(対話型ワークショップ)」について簡単に紹介しましたが、この「課長対話学習会に来ませんか」シリーズではその詳細をご紹介します 取り組みの位置づけ 組織風土改革の仕事の中で多くの職場を見てきましたが、職場の雰囲気...
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暗黙の協調はどうやってチームの中で育つのか

こちらの記事でチームワークのモデルを紹介しました 実際のチームワーク活動を例にとって、このモデルの理解を深めていきたいと思います 大型船の航行ナビゲーション・チーム 山口裕幸さん著書「チームワークの心理学」にて、大型船の航行ナビゲーション・チームの例が紹介されていました このチームは、船の包囲を測定す...
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チームメンバーの共有メンタルモデルは万能だろうか

チームで活動するとき、メンバー同士は何かしらの知識やルールを共有するものと思います 山口裕幸さんの著書「チームワークの心理学」に、共通メンタルモデルというのが紹介されていました この共通メンタルモデルを使うと、メンバーの間で共有されているものが分かりそうなので、ご紹介します 共有メンタルモデルとは メ...
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国分先生のチームワークの五原則を山口先生のモデルに当てはめて考えてみました

カウンセリングで有名な国分康孝さんの著書「チームワークの心理学」には、国分さんの実体験に基づき、チームワークの五原則を紹介しています また、こちらの記事で、山口裕幸さんの「チームワークの概念図」を紹介しました この概念図はチームワークを行動面と心理面を包括した、分かりやすいモデルとなっています 今日は...
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最高のチームの条件を考えます

職場には必ずチームというものがあります チームワークを心理学の側面から研究している山口裕幸さんの著書「チームワークの心理学」を引用しながら、チームが優れた成果を出す条件について考えてみます チームが優れた成果を出す条件 チームは、ある仕事の目的のために集まった人々が、コミュニケーションを使って相互作用...
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ネット上の評価至上主義はネット世代の若者の内発性を摩滅させていないだろうか

ネットのない時代の感情の育て方 私の子供時代はネットがありません 好きなアイドル、音楽、趣味に関する情報は、テレビ、ラジオ、書籍、新聞、口コミから入手するしかありません 今のように膨大な情報をネットから得ることができずにいました 友達のお気に入りのミュージシャンの曲を聴いたり、ラジオから流れる曲を聴い...