続きを読む 傾聴サロンに来ませんか2:傾聴サロンの進め方 前回は、傾聴サロンの内容とその開催目的についてお話ししました 今回は具体的な進め方についてお話しします 進め方 傾聴サロンを行う会場に出席者が集まったら、以下の手順で進行します テーマを確認する グループ分けを行う。1グループは3人で、話し手、聴き手、観察者の役割を持つ。観察者は聴き手の4つの傾聴技法...
続きを読む 傾聴サロンに来ませんか1:はじめに このブログのカテゴリ「進め!風土改革」では「X社の風土改革」を紹介しています そこでは、3つのステップで改革を行うマスタープランを策定し、初めのステップ1の施策として「対話重視の言える化」を行いました 約100名の管理職に傾聴技法を学んでもらい、その傾聴を実践する場として、傾聴サロンを実施しました さ...
続きを読む 傾聴を学ぼう3:社会人の様々なスキルを磨けます 前回は傾聴がもつ潜在的な力について説明しました 今回は傾聴の持つ力と社会人が備えておきたい基本スキルとの関係についてお話しします 社会人の様々なスキルを磨けます 社員の基本スキルとの関係 前回示したような効果をもたらす傾聴は、以下の場面で必要とされる基礎スキルにつながります 1. 協創できる...
続きを読む 傾聴を学ぼう2:傾聴のポテンシャル 前回は傾聴の技法についてお話ししました 今回は傾聴の持つ潜在的な力についてお話しします 傾聴のポテンシャル 傾聴は下図が示す通り、「知る」ことができると、「繋ぐ」ことができるという効果があります 「知る」 相手を尊重しながら真摯に耳を傾けて理解しようとする傾聴は、相手に心理的な...
続きを読む 傾聴を学ぼう1:4つの傾聴技法 デザイナーの佐藤可士和さんが「ほとんどの問題はコミュニケーションの障害である」と言っていますが、組織風土の問題もこれに当てはまると思っています そこで私が勧める組織風土改革は積極的に傾聴を活用します 今回から「傾聴を学ぼう」シリーズを3回に分けて行います 傾聴とは 傾聴とは以下のような聴き方です 聴き...
続きを読む 働楽な在宅勤務のために9:今のやり方を終わらせよう 共感のステップが終わりましたら、最終のステップは覚悟となります ここでは覚悟のステップで行うことをお話しします なぜ覚悟が必要なのだろうか 「覚悟」って言われて、びっくりされた方もいると思います まず、「なぜ覚悟が必要なのだろうか」ということについてお話ししてみたいと思います 新しい働き方である在宅勤...
続きを読む 哲学カフェは意味を編み出す共同作業ですね 哲学カフェをやってみました 有志4名を集めて哲学カフェをやってみました 私がファシリテータを務めました 参加者が教育関係者(講師)なので、テーマは「気づきとは何か」にしました 初めに哲学カフェで守るルールを説明した後に、40分間弱の対話を行いました はじめは自由に話をしてもらって、「受講生に気づかせる...
続きを読む 働楽な在宅勤務のために8:共感を連鎖させよう 働楽な在宅勤務のために8:共感を連鎖させよう 職場で考える3番目のフェーズは「共感」です 共感とは「相手の立場・目線から物事を見るように意識して感じること」です 前の記事で、マネージャーの不安を空想してみましたが、あそこで空想したことは、私がマネージャーの立場・目線から物事を見るように意識して感じとっ...
続きを読む 働楽な在宅勤務のために7:マネージャーの不安を空想してみます 働楽な在宅勤務のために7:マネージャーの不安を空想してみます 見極めフェーズで職場の皆さんと話し合った結果、「元に戻るどころか、それがデフォルト(当たり前)になる」とわかったら、「在宅勤務なんて新型コロナウイルスが落ち着いたなくなるよ」と高をくくっていた人ものんきに構えていることはできません 在宅勤務...
続きを読む 働楽な在宅勤務のために6:不安と期待を空想してみよう 働楽な在宅勤務のために6:不安と期待を空想してみよう 前回は、How to 論よりWhy論の方が大切であり、誰もが共感できる「不安」と「期待」を職場で洗い出すことが必要であると説明しました ここでは、野球の具体例を挙げて説明し、空想ステップの重要性を示します 「投げる、打つ、捕る」のHow to論 こ...
続きを読む 働楽な在宅勤務のために5:振り返ることより空想しよう(How to 論からWhy論へ) 働楽な在宅勤務のために5:振り返ることより空想しよう 空想のステップでは、新しいやり方を本格的に導入した未来の姿を想像します 振り返りの限界 新しいやり方を導入したとき、その改善点を洗い出すために振り返りをすることがありますね 「新しいやり方の『良かったこと、悪かったこと』について挙げてください」とい...
続きを読む 働楽な在宅勤務のために4:この変化はホンモノか 働楽な在宅勤務のために4:この変化はホンモノか ここでは4つのステップの第一ステップ「見極め」のお話をします 見極めのステップでは、以下の2つを行います これまでのやり方と新しいやり方の違いを特定します やり方を変える変化が本物であるかを評価します ここでは「新しいやり方=在宅勤務」として話をします ...
続きを読む 働楽な在宅勤務のために3:職場で考えるときは4つのステップで 働楽な在宅勤務のために3:職場での進め方 ここでは、新しいやり方を職場のみんなで考える手順についてお話しします その手順は下図のように4つのステップを順次行います (4つのステップの図)見極め→空想→共感→覚悟 見極めのステップでは、2つ行います 一つは、これまでのやり方と新しいやり方の違いを特定しま...
続きを読む アダム・スミスが説く共感:社会の調和ために重視 先日、「共感とは何か」についてお話ししました ところで、皆さんはアダム・スミスをご存じですよね 国富論の著者として学校で習った、あのアダム・スミスです なぜここで彼を持ち出すのかというと、彼はもう一つの有名な著書「道徳感情論」で共感の重要性を示しているからなのです 人間が持つ共感する能力が社会調和を生...
続きを読む 働楽な在宅勤務のために2:なぜ皆で考える必要があるのだろうか 働楽な在宅勤務のために2:なぜ皆で考える必要があるのだろうか 在宅勤務による働き方が本格的に導入されるようになると、私たちの働き方は大きな変革を迎えることとなります 通勤時間を使って、会社という場所にみんなが集まって、一緒に仕事をし、終業時間が来れば、それぞれに自宅に帰るという働き方がなくなるというこ...
続きを読む 人間が社会的動物であるために欠くことのできないスキル:「共感」を考えます 共感はempathy 共感の定義 共感という用語は大辞林によると以下のように書かれています ① 他人の考え・行動に,全くそのとおりだと感ずること。同感。「―を覚える」「彼の人生観に―する」 ② 〘心〙〔sympathy〕他人の体験する感情を自分のもののように感じとること。 ③ 〘心〙〔empathy〕...
続きを読む 働楽な在宅勤務のために1:はじめに 在宅勤務という言葉を良く聞くようになりました 在宅勤務を含むテレワークは、ICTを活用して自宅で仕事をする勤務形態のひとつです 政府が推進する働き方改革の中で挙げられた当時は今ひとつぱっとしませんでした しかし、世界中が新型コロナウイルスに脅かされ、世の中に外出自粛が要請されるようになってから、在宅勤...
続きを読む 組織風土再生モデルのレベル1(事務的な職場)を解凍する 前回に引き続き、私が考案した組織風土再生モデルの各レベルにある組織を解凍してみようと思います 今回は、レベル1「事務的な職場」の解凍です レベル1「事務的な職場」を解凍する 組織風土再生モデルのレベル1の説明は以下の記事をご覧下さい なぜ今までのやり方ではもうだめなのか 職場を事務的な状態に放置してお...