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組織風土改革を行う上で必要な理論には以下のものがあります
- 産業・組織心理学
- モチベーション理論
- コミュニケーション理論
- カウンセリング心理学
- パーソナリティ理論
- 労働関係法規の理解
ここからは、パーソナリティ理論に関連する知識についてご紹介します
働く職場には様々な人がいますので、組織風土改革を進めるには人に対する理解が必要となります
心理学では人の行動の特徴を表す言葉としてパーソナリティを使います
どのような種類のパーソナリティがあるのか、パーソナリティはどうやって形成されていくのか、そして変容していくのだろうかということを理解しておくことが組織風土改革を進めるときに役に立ちます
社会心理
社会心理とは「一定の社会・集団・階層に属する成員に共通してみられる心理状態」(大辞林)です。最近Z世代という言葉が話題になりますが、世代毎に重要視する価値観が異なるといったジェネレーションギャップが組織風土に与える影響を正しく捉えることで働きやすい組織作りができます。
組織風土改革には、ジェネレーションギャップから生まれるコミュニケーション、人間関係、仕事への向き合い方などの課題の克服が求められることがあります
そのためにも、各々の世代に属する成員に共通してみられる心理状態、すなわち社会心理を正確に捉えることが必要となるでしょう