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リベラリズム

「『考えの違う人に寛容である』という考え方がリベラリズムの源流にある」ということをvideonews.comで中島岳志さんが言っていた。 私の会社では、利益至上主義というトップマネジメントの絶対的な価値観によって自由闊達な職場が壊された。 これを再生させようと、私は職場で傾聴を社員に教える活動を繰り広...
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ひとりぼっちのおまえ、世界は君の手の中にあるのだ

ビートルズの「ひとりぼっちのあいつ」を久しぶりに聞いた。 この曲の原題”Nowhere man”である。 ひとりぼっちのあいつは、何処にも行く当てがなく、ただ立ち止まっている、そんな男を歌っているのだろうけれど、ジョン・レノンがどいういう発想で作詞したのかは分からない。 改めて...
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在宅勤務ができないという思い込み

勤め先で在宅勤務が始まった。 今は試行段階。一部の希望者だけが始めている。 私は在宅勤務ができないと思っている。平日の生活のリズムが壊れそうだからだ。 私にとって、規則的な生活のリズムを刻むことが健康維持のために必要だと思っている。決まった時間に起きて、同じ時間の電車に乗り、ウォーキング・フィットネス...
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「愛される人」より「愛する人」へ

「私は愛されているか?」と悩むことの多い人は、「愛する人」を目指しては如何でしょうか? 「私は愛されているか?」という問いかけは、相手との人間関係の満足度を問う質問です。 「愛されている」とは、愛情を持った態度で自分に接してもらうことだと思います。それは、相手の方から自分に向けて「してもらう」こと。 ...
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ありのままの自分を受け入れる

「自分の好きなものややりたいことが分かったら、良いところも悪いところもすべて引っくるめて、ありのままの自分を受け入れることが、本当の自分になる一番の近道です。自分の一番のファンであり、一番の親友になりましょう。完ぺきである必要はありません。ただ、ありのままの自分で居ればいいのです。ありのままの自分を受...
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自信のある生き方

なるほどと思わせるブログがあったので、紹介したい。 私はこの発想の転換に大きな気づきを与えられた。 「自信」というと、つい「他人にみせても恥じることの無い自分の特性」と考えてしまいがちだが、このブログで主張している様に、本来なら自分の内側に働く「心の作用」なのだろう。 日記を付けている人ならば、1年前...
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迷いのない生き方:あるフリー・クライマー

自分の人生の中心に置くことのできる「衝動」を持つ、このフリー・クライマーがうらやましいと感じた。 すべての判断が「登ること」に優先されるシンプルな生き方だ。 「皆は、そんな衝動を持っているか?」と問いかけているようだ。 絶壁の自然に対峙し、生かされている自分を感じることができる。 登っているときの自分...
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「今ここ」の実践  ~生きる喜びと豊かな心を育む~

1. 態度  人間は「今ここ」の一瞬一瞬で変わることができると信じる。自分を変えて、成長できると信じる。  人間は日々変化するものである。生物なのだから当たり前である。起きているときだけでなく眠っている間も身体は変化をし続ける。だから、変わることを信じない訳にはいかないはずだ。 2. 選択する  自分...
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「今ここ」を考える

1. なぜ今なのか 「過去は栄光、未来は希望」と考えられない人は、「過去は後悔、未来は不安」と捉える。何故、そのように考えるのか。その答えは前頭葉にある。 それは、時間を超えて拡張された自己を思い浮かべる能力の源。200万年~300万年前に発達した前頭葉が「今ここ」からの脱走を始めたと言える。時空を超...
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幸せのコップ

今日は「幸せのコップ」について書かなければならない。 先週の事である。仕事関係の人から辛辣なメールを受け取った。あまりにも厳しく追及する内容であったため、そのことで頭がいっぱいになり、鼓動が早まり、顔が紅潮し、他の仕事が一切手につかなくなった。 これはだめだと思い、セルフカウンセリングを使って、気持ち...
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多様性の心を育む小さい仲間たち

息子の所属するミニバスケットのクラブチームがきさらぎジュニアと交流会。 このチームは知的障がいのあるメンバーを持ち、健常者メンバーがサポートしながら、バスケットをプレーする。手を取って走ったり、替わりにパスを受け取ったりする。バスケットゴールにボールが届かないメンバーは、ゴール下に用意されたフラフープ...
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迷いのストレスを消すルーチン

朝の忙しいときにスーツとネクタイとシャツを選ぶのに時間をかけることは結構なストレスだ。 迷うし、時間は迫るし。 なので私はスーツとネクタイは順繰りに選ぶようにしている。 このルーチン化したスーツ選びはもう何年も定着している。 人生は選択の連続であり、そこには迷いと判断が伴う。 ルーチン化はそんな迷いか...
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ベンチからの応援は誰よりも上手くなれ

息子はミニバスケットのクラブチームに所属している。 毎年、区内のクラブチームの最上級生が集まって代表チームを作り、都大会に出場する。今年は息子も代表チームに参加し、週末の練習に通っている。 都大会も近づき、スタメンが選考される時期。残念ながら息子は選ばれないようだ。試合を想定した5対5の練習ではいつも...
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よく怒るお客様に想うこと

現在担当しているお客様は打ち合わせの最中によく怒る。 初めはその人に馴染めなかった。 私は怒られることに過剰に反応してしまうので尚更だ。 その場に直面すると冷静に対処出来ない。 彼を心理的に遠ざけたくなる。 吠える狂犬に会わぬように距離を置くのだ。 しかし、これが仕事の場合、そういう訳にはいかず、会う...
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散歩から学ぶ:失敗に寛容であること

ときどき散歩をすることがある。 特に決まったコースや目的地があるわけでない。 スマホなどを持っていれば、道に迷う心配もないので、気ままに道を選んで歩く。 そんな散歩は、選択の連続である。 分かれ道に至ったとき、どちらに行こうかはその時の気分である。 袋小路に入る選択をし失敗することもあるが、想定をしな...
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べき思考の人は、たまには自分を誉めてみる

私は割と「べき思考」である。 物事を考えるとさ、すぐに「すべきだ」と思ってしまう。自分に対していつもそうだから、常に追いつめられている感覚だ。 心が健康なとき、べき思考は強力な推進カとなり、仕事を推し進める。 しかし、思うように仕事が進まなくなると、次第に「何と自分はダメなんだ」と追い詰めるようになる...
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命を託す相手と出会えたものはそれだけで幸せと思っているから、託された人は命を粗末にしてはいけない

「陽炎の門」(葉室麟)を読んだ。 主人公主水は、綱四郎(妻由布の父)という友と主水に憧憬する若者与十郎がいた。暴君興世の策略の中で、二人を自らの手で死なせたことに苦しむ主水に、由布が伝えた言葉、 「すべてのひとは永久(とこしえ)に生きられはいたしません。ですから、自らの命を託す相手と出会えた者は、それ...