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前回にひきつづき、カウンセリング心理学の知識が組織風土改革に必要な理由についてご説明します

人間関係

人間関係は、辞書の定義によると「社会・組織・集団などにおける人と人との関係。特に、個人と個人との心理面・感情面での関係をいう。(出典:大辞林)」です

この人と人との関係は、職場だけでなく、家族、友人、地域にもあります

また、現在の人間関係だけでなく、過去における人間関係も、その人の心理面・感情面に影響を与えます

これらの人間関係によって与えられた影響は、その人の性格や行動を形成します

「最近仕事のミスが多く、パフォーマンスが落ちている」といった職場での問題行動が発生した場合、その要因の候補として人間関係を探ることが考えられます

「ビジネスパーソンのストレス要因のトップは上司との人間関係」という調査結果もあり、同僚、取引先、部下との人間関係も含む職場の人間関係にストレスを感じている実態は、色々な職場で見られる現象でしょう

また、家族との人間関係の問題は発覚しにくいので、そこにも目を向けることも必要な場合もあるでしょう

このような人間関係に起因する問題に対処するためにも、人間関係に関する知識が必要となります

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