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前回にひきつづき、産業・組織の心理学の知識が組織風土改革に必要な理由についてご説明します
個人と組織の関係(つづき)
この個人と組織の関係に働くキーワードには以下のものがあります
イノベーション
企業や組織には、過去の慣習や固定観念に囚われず、常に業務の目的・方法・必要性を問い直し、多様な考え方を組織の中に取り込みながら、めまぐるしく変わる外部環境の変化をいち早く察知して自己再生し続けることが求められます
また、企業や組織は社会の中での存在意義を確かなものとするために、新たな価値を創造しつづけること求められます
しかしながら、人は時間的にも空間的にも限定的な中で暮らしているため、どうしても慣れ親しんだ環境下の判断を下してしまします
このことが変化への対応を遅らせたり、新たな価値の創造をしにくくしてしまします
自らが目に見えない力に縛られていることを知覚し、そこから脱する力を身につける必要があります
そこからイノベーションが生まれ、組織の自己再生や新たな価値の創造が達成できます
組織は必ず老化し、硬直化していきます
個人と組織の関係を理解し、イノベーションを起こしやすくするための知識が組織風土改革には必要となります