この記事は、素人が日曜大工気分で自転車をオーバーホールした記録をシリーズにしたものです
オーバーホールした自転車は2006年に購入したクロスバイクSPECIALIZED SIRRUSです
これまでの記事はこちらをご覧下さい
なお、GIANT ESCAPE R3(2009)のオーバーホール記録はこちらをご覧下さい
（お願い）
ここで書かれている内容はメンテナンスの素人の作業記録であり、この内容について当方では一切の責任を負いません
この内容を元にメンテナンスやカスタマイズを行う際は、あくまでも作業者個人の責任において実施して下さい
パーツの取り外し：フロント・ハブ
リア・ハブに引き続き、フロントハブを分解して、状況を見てみます
ハブロックナットの締め込み量を確認
グリスアップ後にハブロックナットを締め込む量の目安を確認します
３山が残っています
カバーの取り外し
マイナスドライバーを差し込んで外します
カバーの取り外し
手で外れました
ハブロックナットの取り外し
ハブコーンスパナを固定したまま、モンキースパナを反時計回りに回します
玉押しの取り外し
ハブロックナットを外したあと、手で玉押しを反時計回りに回して外します
グリスアップ後に玉押しを締め込む回転を知るために、玉押しの取り外しに必要な回転数を数えます
玉押し外し
21回転して外れました
玉押しの傷確認
リアと同様に玉押しに傷が確認できました
半周分ぐらい虫食い状態となっています
鉄粉が錆びて茶色くなっています
シャフトの取り外し
反対側からシャフトを抜きます
シャフトにくっついている鋼球を無くさないようにします
反対側の鋼球の状態確認
こちらも半周ぐらい傷がついていました
鋼球の取り外し
ピンセットで鋼球を取り外します
フロントは片側１０個の鋼球がセットされていました（リアは９個）
カップをウエスで洗浄
古くなったグリス、錆などを綺麗に取り除きます
綺麗になったカップ
カップを綺麗に洗浄し、ここからグリスアップをしようかと考えましたが、玉押しの損傷が結構大きく、リア・ハブと同様にグリスアップの効果が出ないと思われるため、グリスアップは断念しました
この玉押しの損傷という問題を今後考えていきます（つづく）