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前回にひきつづき、モチベーション理論の知識が組織風土改革に必要な理由についてご説明します
目的
哲人ハイデガーは「人間は目的を喪失することに耐えられない」という人間観を持っていました
働く現場では、社員には働く目的、組織には存在目的といったところで使われる言葉です
特定の目的のために始めた施策が、いつのまにか施策を続けることが目的となってしまいがちになるのが働く現場です
時折、関係者の間で目的を確認しあう振り返りが大切です
これは社員にとっても同じことです
「私はなぜ働くのか」
「どうしてこの会社を選んだのか」
「この職場で得た経験を将来どう役立てていくのだろうか」
そういったことを時折振り返り、日常に流されないようにすることが大切です
社員であっても組織であっても目的の意識が薄らいでいることがないかを確かめ、改めて再認識することで、社員は働くモチベーションを見出すことができ、組織は一体感を築くことができます