この記事は、素人が日曜大工気分で自転車をオーバーホールした記録をシリーズにしたものです

オーバーホールした自転車は11年前に購入したクロスバイクGIANT ESCAPE R3(2009)です

これまでの記録はこちらをご覧下さい

(お願い)
ここで書かれている内容はメンテナンスの素人の作業記録であり、この内容について当方では一切の責任を負いません
この内容を元にメンテナンスやカスタマイズを行う際は、あくまでも作業者個人の責任において実施して下さい

必要工具の調達(1)

自転車は専用工具を使ってメンテナンスを行います

自転車を購入したときは、メンテナンスに必要な工具をその都度購入すれば良いかなあと思っていました

しかし、今回のようなオーバーホールをする場合は、ある程度まとまった形で工具を購入することとなります

バラで購入するより必要な工具が揃ったツールキットを購入した方がよいと思いました

ケースに入っているので保管し易いことと、まとめて買った方が安いというのがその理由です

ツールキットの選定

今回のオーバーホールでは以下の作業は必須です

  • チェーンの交換
  • ギアの錆落とし
  • タイヤの交換
  • ハブのグリスアップ

すると、フロントのチェーンリング、スプロケット、ハブを取り外すために必要な工具を以下のように洗い出しました

そして、初心者が使いそうなツールキットをAmazonからピックアップして、必要な工具が入っているか確認をしました

工具既に所有している工具TOP(トップ) 工具セット82A5BIKEHAND(バイクハンド) YC-728CYCLISTS 自転車専用工具セット 23点セット
ヘックスレンチ
ペグスパナ×
プライヤー×××
プラスドライバー
ペダルレンチ
ケーブルカッター×××
チェーンカッター
8mm アーレンキー
コッタレス抜き工具
ボトムブラケット取り付け工具
ボトムブラケットスパナ8mmアーレンキーを利用8mmアーレンキーを利用
スプロケットリムーバー○(コグ外し兼用)
ハブコーンスパナ
ツールキットの比較

専用工具は素人には敷居が高いです

Amazonに載せられている商品の写真を見ながら「これで作業ができるのかなあ?」と不安に思いました

例えば、「ボトムブラケット取り付け工具はあるのだけれど、これを回すための工具は含まれているのだろうか?」といったものです

何せはじめて自転車の専用工具を使うので、イメージが湧きません

9年前に購入した以下のメンテナンスのガイドブックに書かれている作業手順を見ながら、工具の使い方をイメージすることにしました

後から気づいたことなのですが、このガイドブックで紹介されていたツールキットが実は「TOP(トップ) 工具セット82A5」だったのです

そこにはこのツールの使い方が書かれていたので、これを買えば作業ができそうだなと判断でき、このツールキットを購入することとしました

値段も上表の3つのツールキットの中で最も安かったことも後押ししています

届いたツールキット

届いたツールキットは以下のようなものでした

値段の割りにはしっかりとした作りです

実際に商品を手に取って分かったのですが、Amazonの商品の写真にあげられている工具とは以下の違いがあることが分かりました

  • アジャスタブルボトムブラケットカップツールの代わりにロックリングツール
  • T25のL型トルクスレンチが追加
T25のL型トルクレンチ(左)とロックリングツール

今回のオーバーホールの必須作業で使いそうな工具を色々といじって、作業のできる見込みがあることを確認できました