この記事は、素人が日曜大工気分で自転車をオーバーホールした記録をシリーズにしたものです

オーバーホールした自転車は11年前に購入したクロスバイクGIANT ESCAPE R3(2009)です

これまでの記録はこちらをご覧下さい

(お願い)
ここで書かれている内容はメンテナンスの素人の作業記録であり、この内容について当方では一切の責任を負いません
この内容を元にメンテナンスやカスタマイズを行う際は、あくまでも作業者個人の責任において実施して下さい

パーツの洗浄と磨き上げ:チェーンリングとスプロケット錆落とし

取り外したチェーンリングとスプロケットを錆落としします

錆落としはサンポールを使う方法を使うことにしました

この方法はネット上に色々と報告されていますが、以下の記事を参考にしました

(参考)困った時のサンポール スプロケットの錆落とし – Kinoの自転車日記

準備

サンポールを用意します

さらにサンポールで手の指紋がなくならないように、ゴム手袋で作業をします

錆落としするパーツは5つに分かれます

  1. チェーンリング(48T)
  2. チェーンリング(28-38T)
  3. スプロケット(15-18-21-24-28-32T)
  4. スプロケット(13T)
  5. スプロケット(11T)

当初は5つのパーツを一緒のバケツに入れて錆取りを使用と思いましたが、最も径が大きいチェーンリング(48T)がバケツの途中でひっかかってしまい、多量のサンポールが必要となります

そこで、チェーンリング(48T)が入る大きさの洗車用バケツをもう一つ用意して、下図のように2つに分け、サンポールの量を節約しました

チェーンリング(28-38T)とスプロケット(15-18-21-24-28-32T)を入れたバケツにサンポールを入れます

全部浸すことができたら注ぐのを止めます

こちらはチェーンリング(48T)、スプロケット(13T)とスプロケット(11T)を入れたバケツです

今回は同時に錆落としを行いましたが、2回に分けて行えば、さらにサンポールの量を節約できます

錆取りに1回使ったぐらいではサンポールの錆落とし効果はそれほど落ちないと思います

スプロケットの錆落とし結果

参考にした記事には「20分くらいサンポールに浸した」と書かれていたのですが、私はすっかりこの時間を失念しており、2時間ぐらいした後に慌ててバケツからスプロケットを取り出しました(このことが後で悲惨な結果に・・・)

スプロケットを取り出して、水洗いした後に中性洗剤を薄めた液で洗います

きれいになったスプロケット(13T)

以下の写真は錆落とし前

以下の写真は錆落とし後です

結構きれいになりましたね

アップの写真も載せておきます

錆落とし前と後です

ブレーキシューを固定するナットについていた錆もきれいに落ちました

バケツの底には錆が沈殿しています

チェーンリングの錆落とし結果

チェーンリングの錆落としは大失敗でした(涙)

以下の写真のように塗装が剥げてしまったのです

純正装着のチェーンリングの錆落としはサンポールを使わない方がよいと思います

この純正のチェーンリングは塗装がしてあるのですね

チェーンがあたるところはどうしても塗装が剥げてしまいます

するとそこから錆が発生してしまいます

直ぐに剥げるような塗装を何故するのか設計品質を疑いたくなります

錆止め剤塗布

錆落としをしたチェーンリングは、サンポールで錆を落としても、そのまま放置すると直ぐに錆ついてしまいます

そうならないように錆止め剤を直ぐに塗ります

錆止め剤はいつ買ったものかわかりません(笑)

錆止め剤

錆止め剤の塗布は使い古しの歯ブラシを使いました

チェーンリングのネジ穴のようなところは、ワイプオールより歯ブラシの方が塗布しやすいからです

スプロケットにも塗布します

錆落とし後の写真を載せておきます

錆落とし後の写真です
錆落とし後の写真です